はじめに
先日、自分のデスクトップPCのメインディスクであるSSDを換装しました。というのも
256GBのSSDの容量が限界を迎えていた。これ以上なんかインストールしようとしてもできない。困った。
家にずっといたのもあって散財したくなってきたな、換装しよう
換装するSSD
やすかった。特に接続とかは問題おきていない。
それをこれに換装する。
シリコンパワー SSD 1TB 【データ復旧サービス付】 3D TLC NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 SP001TBP34A80M28DR
- 発売日: 2019/12/16
- メディア: Personal Computers
接続がSATA接続からm.2接続になった。内部的な接続もSATAではなくPCI Expressのものに。せっかく換装するなら速いやつにしたくなるよね。
基本スペック
やったこととか書く前に関連情報を軽く。
- マザーボード: ASUS H270-plus
- M.2 Socket 3*1, with M Key, type 2242/2260/2280 storage devices support (SATA mode & X4 PCIE mode) がある
- m.2 SSD: シリコンパワー SSD 1TB 【データ復旧サービス付】 3D TLC NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 SP001TBP34A80M28DR
- クローンするSSDに入っているOS: Windows 10
- クローンソフトウェア: ファイナルハードディスク/SSD 入れ替え 15 プラス
マザーボードにはグラフィックボードとWiFi子機がPCIeのところに刺さってる。ストレージはSATA2にDVD-drive、SATA3にHDD、SATA4に旧SSDをつけてる。今回はPCIe接続のものをつなぐので関係がないけれど、このマザーボードの場合、m.2 SATA接続のSSDをマザボ上部の32Gb/sのところにつなぐと、SATA1番ポートが使えなくなるらしい。
クローンソフトウェアは有料の以前使ったやつが家にあったのでそれ使っている。
m.2 SSD の種類
m.2といってもいろんな種類があるっぽい、内部的にSATA接続なのかPCIe接続なのかとか。マザーボードと買おうとしてるm.2 SSDをよく調べてあっているか確認しましょう。とりあえず上記のやつは問題なく使えます。
取り付け
PC開けてm.2のとこさしてスペーサーで固定するだけ。特に言うことはない。なんの問題もなくうまくいった。
m.2 SSDは結構熱を持つらしいのでヒートシンクを一応つけておいた。これ↓
アイネックス AINEX M.2 SSD用ヒートシンク HM-21
- 発売日: 2017/03/02
- メディア: Personal Computers
貼るだけ。
BIOS開いてみるとちゃんと認識してるのを確認できる。普通にWindows起動してみても、「ディスクの管理」からマウントしてあげれば問題なくストレージとして利用できるようになっている。
クローン
これは調べれば数多のサイトがでてくるので軽く。まあ普通にフォーマットして、クローンソフトウェアでクローンするだけ。時間かかるけど他のことでもして待っているのみ。
クローンする前にリカバリーディスクを作っておきましょう。
クローンが終わったら旧SSDは取り外そう。同じものが複数接続されている状態はよくない(後述するがこれが本当によくなかった)ので。BIOSからブートデバイスを一応確認して再起動すると、問題なく使えていることがわかる。
換装完了
これで手順は終わり。無事使えるようになった!
ちなみに1TBを買ったのに総容量が750GBなのは残りをパーティションで分けてUbuntu 20.04 LTS をいれて遊んでいたからです。
計測
せっかく流行りのm.2にして、SATA接続からPCIeに変えたんだから通信速度比較してみないとね。おおよそ6倍くらいになっていれば大満足
計測はCrystalDiskMarkで。
結果としては大満足、めっちゃはやくなってる!!!想像以上にいい値が出ている。
旧ディスクのフォーマット
旧ディスクが残っていると同じWindowsが2つあったりするので、危ない。旧SSDをただのストレージとして使いたい場合はフォーマットする必要がある。できればこれは「他のPCでフォーマットすること」を推奨する。ちなみにぼくは同じPCでやったらブルースクリーン氏と出会いました。つらい。
事故った話
一見問題なく完了したように見えるが、この後少ししてから事故った。OSクリーンインストールをしないで問題が解決したのでよかった・・・・・・。調べても情報が少なかったので掲載。
事故概要
事故詳細
旧SSDをcmdからdiskpartで初期化した。その段階では問題なく使えていたので一旦電源を切る。その後起動したときに問題発生。ブルースクリーンになって、「0xc00000e」のエラーが出る。旧SSDを取り外したりしても状況は改善せず。自動修復もできない。仕方ないのでWindows 10のインストールディスクを引っ張り出してきて、スタートアップ修復を試みるもダメ。仕方ないのでインストールディスクのコマンドプロンプトでバトル開始。
BCDファイル(ブート構成データ)が逝っているぽかったのでとりあえずディスクのSYSTEMパーティションを覗く。まずはSYSTEMパーティションをdiskpartでマウント。
> diskpart > list volume > select volume 3 # システムパーティションが3番だった > assign letter=b: >exit
次にBCDファイルを手動で作り直す。
> B: > cd /d B:/EFI/Microsoft/Boot > ren BCD BCD.bak # 究極 del BCD でも良い > bootrec /RebuildBcd 要求されたシステムデバイスが見つかりません
怒られた。どうしたものかと調べていたら、UEFIブートでないとダメらしい。BIOSに戻って設定を変えてくる。
戻ってきたらもう一度同じことをしてみる。
> bootrec /RebuildBcd > bootrec /FixBoot > bcdboot C:\Windows /l ja-JP /s b: /f ALL
これでもなんか怒られた気がするけれどとりあえずそのままこれで再起動してみる。直った。ブート構成が2つのSSD間で絡み合っておかしなことになっていたのに、片方だけ削除してしまったことが原因っぽい。
とりあえずこれで直すことができて安心した。まあデータはほとんど別のHDDとかクラウド上にあったし最悪のパターンでもソフトウェアのインストールだけし直せば平気だったんだけどね・・・・・・。
コマンドプロンプト使うためにはインストールディスクかリカバリディスクか必要なのでもしものためにみなさんも準備しておきましょうね(引き出しの奥底からひっぱりだした顔)
さいごに
なんやかんやありましたがとりあえず換装できました!今は旧SSDのほうも普通のストレージとして問題なく使えています!おつかれさまでした!