はじめに
この記事は CCS †裏† Advent Calendar 2020の22日目の記事です。
とっちーさんの記事: Unityで音を扱うということ←前|次→プリンさん......?の記事: 絶対に笑ってはいけないネタ曲24(日目の前日)
1053bot とは
コレです。
プログラム部分の作者はユーマくん。
何をするbotかと言うと、10時53分にbotがフォローしているユーザーの中から(フォローするとフォロバが来ます)、「1053」とツイートした人に対してツイートした時間を返し、早かった順にランキング付けするbot。334のやつは有名よね。や、何作っちゃってんの?
毎日10時55分になるとTLを巡回して1053とツイートした人をランキング付けしています。
今日の最速は@null_mn_ccs (13.029秒)
— 1053ランカー (@1053ranker) 2020年12月22日
1053神様もお喜びになられています
礼拝参加者は2人でした
他にも「実績」とツイートすれば過去の1053に対する獲得称号とか見れるっぽい。あまりに実績が多いとツイートが画像化する。
礼拝の時間[礼拝参加]:31回
— 1053ランカー (@1053ranker) 2020年12月22日
チキンレース参加者[59秒以上]:3回
お前がナンバーワンだ[最速]:7回
君も1053[10位、5位、3位のいずれか]:8回
実績達成数は4です
ちなみに、「1053って何や?」って人はコチラ
2020年度入学ってひとでCCSのTwitter見てる人、もはや1053って何故かよく見るけど何?って状態よね。特に最近自分のツイート数も減っているのでむしろ1053の方を先に知った人もいるかもしれないレベル()。
bot の運営
さて、このbot、作ったのはユーマくんなんですが、これをbot化したのは僕です。作った時点では手動実行だったので、これをサーバーに置いて、自動で実行するようにしたわけですね。や、なんでぼくこれ手伝ったんやろな。
bot のスクリプト
中身はPythonで書かれています。全部まるまるここに貼ることはしないんですが、これがコードを読むとひどい。どこがひどいって
(略) # 教祖様が参加なされたらリツイート if tweet.user.screen_name == "mattyan1053": api.make_retweet(tweet) (略) # フライング・チキンレース失敗は煽る else: count_frying += 1 (略)
コメントがひどい。コードのコメントに「教祖様」とか書くのやめてくれ恥ずかしい。他にも外部ファイルに煽り文句一覧のファイルがあって
雑魚 雑魚がよぉ ピッピー!\n10:53じゃないです!! なんでミスったか、明日まで考えといてください 明日また頑張って、どうぞ
並べ立てるともはや笑ってしまう。改行コードまざってるところシュール。なーにが「ピッピー!」だ, うるせえ!
bot のサーバー
基本スクリプトをcronジョブで定期的に実行しているだけです。ただこのためにホストのcronいじるのも癪に障るので、docker下で動かしています。
さてそのサーバーなんですが、最初ぼくが手伝ってbot化したときは、自分のGCPに置いていました。ただ、ずっと僕が持ち続けているのもなんだかおかしな気分になってくるので、サークルのサーバーに移動したんですよね(サークルのWeb管理係、割と独断で自由に扱っていいという部分がある、もしWebアプリケーション作ってみたいとかある人はWeb管理係に相談してみては?)。
今ではこれと同じところにあります。つまるところ、サークルのサーバーが何かあって止まるとbotも止まります。ご了承ください。
さて、これによって何がおこるかというと、サーバーのメンテだったりで再起動したときに、botが止まり、botのdockerコンテナを起動するまで動き出しません。自動で起動するようにもできると思いますが、誰かがやるならともかく、自分でその設定を絶対にしたくありません。botの存続はこれからのWeb管理係に委ねられることとなります。
bot の未来
- bot が活動し続ける未来
未来のWeb管理係たちが、botの存在に気づき、更にそれを起動し続ける未来。ほぼなさそう。この場合、OB、OGたちだけが1053botの存在をかすかに覚えていて、在会員からは「得体のしれないbot」がなぜか存在する、Web管理係たち以外はそれがどこで動いているのかすらわからないというアレ。誰も1053とツイートしなくなっても、裏では毎日10時53分にTLをひとり(?)孤独に確認している・・・・・・。
ぜってーぼくはドキュメントに残さねーからな!!
- bot が活動しなくなる未来
おそらくこうなる、未来のWeb管理係たちは、得体のしれない誰かの作ったWebアプリケーションを放置して(当然ではある)、botが反応しなくなる未来。これの気になるポイントは、botのデータ自体は動いていないだけでサークルのサーバー内にファイルとして生き残り続けるであろう点。未来のWeb管理係たちはある日ふとls
したら謎のディレクトリを見つけるのだ。ちょっとだけその瞬間みたい。マジで意味不明だと思う。無反応の可能性90%くらいある。
おわりに
ぼく自身は今学部四年で就職組なので、大学にいるのもあと3ヶ月とか。卒業してしまう予定なので、今後サークルについては眺めているだけになると思う。bot化した本人を失ったbotがどうなっていくのか、今後のふとした楽しみにしていこうと思う。