チャチャチャおもちゃの抹茶っちゃ

ゲームのこととかプログラミングのこととか。気が向いたら書く。ブログタイトルは友人が考えました。

【Ubuntu 18.04.1 LTS】ネット接続が不安定な問題を解消する

先日UbuntuをPCにインストールした

Ubuntuでソフトウェアをインストールするにも何するにもネット接続できないとはじまらない。はやくsudo apt installが使えないってことになってしまうので持っていた無線LAN子機でネット接続をしようと試みた。

普段Windowsで使っているI-O Dataの無線LAN子機(WN-AC433UA)はWindowsしか対応しておらず、Linuxで使おうとするとドライバをgithubからDLして自分でコンパイルしなければならないようなのだがそもそもgccmakeが使えずsudo apt install gccしろとか言われてしまう。いやそれが使えないんじゃ・・・・・・

ネットワークに接続する

普段使っているのが使えなかったけれども、更に古いもので持っていたものが指してみると認識されたのでこれを使ってみた。スリーアールの無線LAN

  • 3R-KCWLAN

結構古いやつぽい?いつのだかよく覚えてない。製品の説明のとこにはWindows対応としか書いてないが元がなんかあるらしく、Linuxに挿しても認識することができた。とりあえず自宅のLANに接続してみると、一応つながるらしい。

接続が不安定

一応接続はできるのだが、短いスパンで繋がったり切れたりを繰り返してしまい、まともにダウンロードやブラウジングができない。ぐぐってみると、IPv6周りに問題があるらしい。なのでこれをオフにする。

IPv6を無効にする

まずはWi-Fiの設定を開く。
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右上の電源とかのところに接続が不安定ながらも繋がってるやつが表示されてるとおもうのでそこからWiFi設定を開く。
次にネットワーク一覧から接続するネットワークのオプションを開く。工場の地図記号みたいなやつ。
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開けたら「IPv6」のタブを開いて「IPv6メソッド」のところを「無効(Disable)」にする。
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これで設定はOK。PCを再起動してもう一度接続してみる。これでネットワークが不安定な状況は改善されたと思う。

最後に

自分は最初ネットワークが不安定なことにしばらく気づいてなかったのでなかなか他の設定に気づくのに時間がかかってしまったが、これをしたあとはいろいろとうまく行った。Ubuntuインストールして無線LAN繋いでみたけどいまいち不安定という人はやってみるといいかもしれない。

【Ubuntu】データ用別HDDにLinuxをインストールする

この記事のきっかけ

Windows Linux デュアルブート」とか「Linux 別HDD」とかで検索すると、一つのHDDにWindowsLinuxをインストールしたり、2つのHDDに別のOSをインストールしたりするやり方は出てくるけど、メインのHDDとは別のHDDの一部にLinuxをインストールするやり方はうまく見つからなかったため。とはいえパーティション分割しているだけなのでそこまでやり方は変わらなかったりする。

注意

PCのソフトウェア根幹となるOSの部分をいじる作業なので何かあっても自己責任でやりましょう。バックアップや回復手段を用意しておくことを強く推奨します
バックアップのとり方とか回復ドライブの作り方はシンプルに「Windows バックアップ」とか「Windows 回復ドライブ」とか調べれば出てきます。

あとBIOSをいじったり、ブートローダがうんぬんとか出てくるのであまり良くわからない人はそちらも調べて勉強してからやるとよい。

やりたいこと

Windows10がすでにインストールされているSSDが接続されている状態で、別のHDDにLinuxをインストールしたい。けれども、すでに別のHDDには一部Windowsで仕様しているデータが入っているのでそれは残したい

Ubuntuのインストールまで

ブートデバイスを作る

とりあえずWindowsLinuxのインストールデータを作成するまでは通常通り。今回はUSBで行った。容量32GBのUSBで行ったけどそんなにいらないとおもう、16GBもあれば安心なきがする(よく調べてない)。これは調べればいくらでも出てくるので略記だけ。簡単にやること羅列すると

  • UbuntuのISOをダウンロードしてくる(公式ならここから)
  • USBをフォーマットする(空にする、エクスプローラのUSBデバイスのとこ右クリックで出てくる)
  • 適当なソフトウェア(ぼくはUNetBbootinを使った)でUSBにブートデバイスを作成

UNetbootinの画面はこんな感じ↓ f:id:mattyan1053:20181013135726p:plain
ドライブ選択間違えないように。

Linuxをインストールするドライブのパーティションを分割

今のままでは、Linuxをインストールするための領域が作られていない。そのために、元あるHDDの領域を仕切って分割しておくことで、Linuxをインストールするスペースを作る。
イメージとしては、もともとなにもしていないときは
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こんな感じでSSD/HDDを使っていたのを
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こんな感じに分割したい。
ちなみに、この操作を行う前に、分割するディスクのデフラグ1を行っておくことをおすすめする。 やり方は結構簡単で、スタートメニューのところで右クリックして「ディスクの管理(K)」を開き、分割したいディスクの名前のところで右クリック、ボリュームの縮小を選択する。
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そのあと表示された画面で、確保したい領域(単位:MB)を設定する。今回は200GB取るように設定した。
一応Ubuntu公式HPを見ると25GBはほしいらしい?英語でどっかに書いてあった気がする。

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これでWindowsのほうでやるのは終わり。Linuxをインストールする準備が整った。

USBからLinuxを起動する

PCを起動すると、PCはHDDへアクセスしてOSを読み込み、OSが起動するという流れの操作を行う。ここで、普段はWindowsを起動するところを、先程作成したUSBから起動するようにしたい。そのためにBIOSの操作を行う。PC自作とかしたことある人ならわかるだろうアレ。BIOSの起動や設定は画面がマシンによって違うので一概に言うことはできないが、起動した直後のロゴとか出てるときにF12とかF2(ぼくのPCはこれ)、DELキーなどSystem setupに移行するコマンドがあるはずなので入力。「BOOT Device」を自分のUSBメモリに設定する。変更できたら続行。先程USBに作成したブートローダからLinuxが起動する。ちなみにここからスクショはないので許してほしい(とってなかった)。

LinuxをHDDにインストール

ここで有線LANとかネットワークに接続できる人は接続しておくと良い。セットアップのときに使える。起動したらDesktopにある「Install Ubuntu xx.xx LTS」(xx.xxはバージョン)をダブルクリックしてインストーラを起動する。
その後好きな言語を選択(まあここを読んでいる人はEnglishか日本語を選ぶことになるだろう)。「続ける」を押して進めていく。一緒にインストールするソフトウェアとかは任意で選択。しばらく進めていくと「このコンピューターにはWindows 10がインストールされています。どうしますか?」のような表示がされると思う。そうしたらここで必ず一番下の方にある「それ以外」を選択する。ここを間違えるともともとあるWindowsに上書きしてしまったり、別のHDDをフォーマットしてしまったり、いろいろ大変なことになりかねないので慎重に!
すると、Windowsをいれているドライブ(おそらくdev/sda)や追加でつないでいるデータ用ドライブ(dev/sdbとか)が出てくると思う。更に先ほど分割した200GBぶんの領域が「空き領域」とされているはずだ。今回はこの空き領域を更に分割し、ここにLinuxをインストールしていく。
ここで間違い回避のために「dev/sda」とか「dev/sda1」について軽く触れておくと、Windowsではドライブを「C:」とか「D;」とかつけて順番付けしていたのに対し、Linuxでは「dev/sda」「dev/sdb」・・・・・・というように順番付けしている。更に、一つのドライブをパーティション分割していると、1つ目、2つ目、・・・・・・というようにして「dev/sda1」「dev/sda2」、・・・・・・というように名前付けられていく。
以上を踏まえて、今回はWindowsが入ってない方のドライブ(dev/sdb)の空き領域(dev/sdb2)となっている部分にLinux用の領域を割り当てていく。
まずはWindowsない方のドライブの「空き領域」を選択し、左下の「+」をクリック。まずはメインのパーティションとして

パーティションを定義する。サイズはあとでもう一つスワップ領域2ってのをつくる(だいたい物理メモリの二倍くらいらしい?最適値はなんかいろいろあってわからない・・・・・・)のでそれを除いた値。利用方法はLinuxパーティションのフォーマットがext4なのでそれを選択(Windowsのフォーマットはntfsなので、先程Windowsで分割したデータ用の領域はこれで表示されてると思う)。rootは全部ここに作る。
残りのスワップ領域は

として定義する。これでパーティションの定義はOK。

ブートローダをインストールするデバイス」のところはUbuntuをインストールするディスクを選択。ここで注意したいのがUbuntuを「dev/sdb1」にインストールしたりするときでも「dev/sdb」を選択すること。パーティション分割した先ではなくディスクそのものを選択する。ちなみに、ここで横にハードディスクの名前が出るので、HDD2つを違う会社のものにしておくと間違えず見分けることができる(ex.「ATA TOSHIBA....」とか出る)。

これでインストールすればOK。

起動してみる

これですべての作業は完了した。起動してみるとgrubというのでOS選択画面が出たあと、選択してEnterキーを押すか、10秒経つと自動でUbuntuが起動するはずである。

おつかれさまでした!


  1. デフラグとは、断片化した記憶を整理して配置し直す操作のことである。HDDに保存されている記憶は、常に前に詰めて保存されているとは限らず、飛び飛びに記憶されていたりするので、そのままパーティション分割しようとすると分割できる領域が狭くなってしまうし、なによりバラバラ度の高いまま分割するのは多少なりとも危険なのでやっておくべき。Windowsではデフォルトでデフラグ機能がついていて、「Windows HDD デフラグ」とかで検索すると出てくる。

  2. スワップ領域は、仮想メモリとしてデータをHDD上に退避させておく場所のような感じ。詳しく知りたい人はググろう。

【Vim】自分用の「.vimrc」を貼っておく

最近ちまちまVimも使っている話

普段はVimあまり使わなくてVSCodeなんですけど学校とかの共用端末を操作するときはVim使ってる。Emacsとかgeditはさすがに嫌いなので・・・・・・。作ったついでに公開。

この.vimrcの特徴

自分の端末でないVimを使うので拡張機能は特にいれてないプレーンなVimを使うことを想定した.vimrc。

.vimrc

割と量あるように見えるけど拡張機能は含まないので大したことはない。

.vimrc

Gistから貼り付けてるのであっちが更新されたら自動でこっちも更新される。便利ですね!