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WindowsでVSCodeを使う
様々なテキストエディタがある中で、気に入ってる多機能エディタVisual Studio Codeがある。Markdownとかを書くのに普段使っているけれど、実はC言語とか他の言語もデバッグできたりして何かと便利、Gitにもデフォルトで対応しているという徹底ぶり。
ところで、学校の課題などでプログラミングの課題を出されて、どのテキストエディタを使えばよいのかわからずなんとなくVSCodeを使ってみている人がいるのではないだろうか。
文字コードと改行コードの問題
学校ではプログラミングの授業などではUnix系OS(Linuxとかそういうやつ)を使っている人も多いのではないだろうか。家で課題をやって、学校にいってその課題を開いてみると、文字化けしてしまったり、改行のあたりでおかしくなっていることもちらほら。というかそういう友人を何人か見てきたので書いておくかという感じ。メモ帳とかでも一応文字コード変えられたりするし、最近は改行コードもなんか対応したみたいな話を聞くけどやはりプログラミングにメモ帳はさすがにちょっとやりにくい。
ここではWindowsでVSCodeを使っているものとして、宿題とかやったときにあとでおかしくならない方法を紹介する。(MacやLinuxを普段から使っている人には関係のない話・・・・・・)
一時的な変更
コードを一時的に変更するにはウィンドウ右下のほうの青いところをクリックして変更すれば良い。
「Shift-JIS」のところをクリックして「エンコード付きで再度開く」→「UTF-8」とすれば良い。
改行コードは「CRLF」から「LF」にチェンジ。これでUNIX系OSと同じスタイルになったので学校の課題でもたぶん大丈夫。
普段からUTF-8とLFを使う
ユーザー設定を変更する。
メニューバーから「ファイル」→「基本設定」→「設定」で「User Setting」が開く(実態はsetting.jsonだが)。このファイルを編集していく。
まずはfiles.encoding
を検索して、項目をみつけたらその横にカーソルをもっていってペンマークをクリックして編集する。
utf8
を選択すると、右のユーザー設定のところに追加されると思う。
次に改行コードについて変更する。
files.eol
と検索して、同様に編集する。今度は「"\n"」を選択すればOK。
これで、右側のユーザー設定のところの末尾に、
"files.encoding": "utf8", "files.eol": "\n"
と追加されていればOK。保存して終了すれば良い。
ついでの話
VSCodeからコンパイル、実行する方法もある。
[Ctrl] + [Shift] + [P]でVSCodeのコマンドが起動するので、そこで「Terminal」って打つといろいろ出てくる。Createなんとかってやつで新規ターミナルを作成すると表示される。あるいは[Ctrl] + [@]でもターミナルを起動できる。そこでgcc
とかできるのでコンパイルして実行を試すことができる。実行するときはファイル名の前にUNIXと同様./
を付ける必要がある。
さらに「タスク」というのを使うとショートカットキーでコンパイルしたりできるようになるので気になる人は調べてみると良いと思う。
これで文字化けや文字コードに悩まされることなく学校の課題ができるね!