チャチャチャおもちゃの抹茶っちゃ

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【VSCode】Visual Studio Code のユーザー設定をカスタマイズ

目次

Visual Studio Code とは

Microsoftの高機能テキストエディタ。詳しくは下記で日本語化まで含めて説明している。

mattyan1053.hatenablog.com

カスタマイズの方法

「ファイル」→「基本設定」→「設定」で表示することのできる「User Setting(setting.json)」を編集することでカスタマイズできる。
f:id:mattyan1053:20180802015439p:plain
上記のような画面になるだろう。これの左側は変更することができない既定の設定だ。この項目を変更するには、右側の「ユーザー設定」のところを書き換えることで上書きすることになる。更に「ユーザー設定」の右に「ワークスペースの設定」とあるが、これは現在のワークスペースVSCodeで開いているディレクトリ)の中でのみ有効な設定となり、そのワークスペース内に「.vscode」ファイルが作成され、更にその中に保存されることになる。
優先順位で言うと、

  1. ワークスペースの設定
  2. ユーザー設定
  3. 既定のユーザー設定

といったところか。優先順位の高いもので上書きと覚えれば良いだろう。
つまるところ、全体としてのVSCodeのカスタマイズをしたければ、「ユーザー設定」のところを書き換えればいいということになる。

日本語化を行っていれば、既定のユーザー設定のところには各設定項目の説明が日本語でされているだろう。基本的にそれに従ってカスタマイズしていけば良い。たとえば、「既定のユーザー設定」で

"editor.fontSize": 14

となっているところを変えたければ「ユーザー設定」のところに

"editor.fontSize": 20

などと書き足せば良い。もしワークスペース内でのみ適用したい設定があれば「ユーザー設定」の代わりに「ワークスペースの設定」のところに記述すればOK。
この設定方法は、拡張機能の設定でも同様である。

カスタマイズ例

ユーザー設定に次のように記述する。

// 既定の設定を上書きするには、このファイル内に設定を挿入します。
{
    // 改行コードをLFに
    "files.eol": "\n",

    // 垂直ルーラーの表示
    "editor.rulers": [
        80
    ],

    // 空白文字の設定
    "editor.renderWhitespace": "boundary",

    // 制御文字を表示するかどうか
    "editor.renderControlCharacters": true,

    // エクスプローラーに表示しない拡張子
    // 一時ファイルとか書いておくと良い
    "files.exclude": {
        "**/.git": true,
        "**/.svn": true,
        "**/.hg": true,
        "**/CVS": true,
        "**/.DS_Store": true,
        "**/.vs": true,
        "**/*.obj": true,
        "**/*.o": true,
        "*~": true
    },

    // ファイルの最終行は空行
    "files.insertFinalNewline": true,

    // 言語認識の関連付け
    "files.associations": {
        "*.txt": "Markdown"
    },

    // 行の折り返し
    "editor.wordWrap": "on"
}

メジャーなところはこのあたりではないだろうか。これだけ設定しておけば比較的快適に使えるとは思うが、他にも何かあれば各自設定してほしい。